みんなの声

まつ毛のお悩み座談会

「最近、まつ毛がよく抜ける……」「まつ毛が短いのが気になる」

まつ毛にお悩みを持つ20~50代の女性4名が、
対処法を求めて都内某所に集合!

久保佳多里先生

『くぼ皮膚科クリニック』院長の久保佳多里先生に
まつ毛のお悩みを相談して、アドバイスをいただきました。
久保先生おすすめのまつ毛ケアや
クリニックでの治療を公開します。

プロフィール

20代・Aさん

メイク歴はまだ7年ほどというものの、ホットビューラーの使い過ぎにより、まつ毛を酷使気味。

30代・Bさん

外出時のまつ毛メイクは必須。目下の心配事は出産後、まつ毛の質が変わり、抜けやすくなったこと。

40代・Cさん

まつ毛パーマやまつ毛エクステンション、アートメイクの影響でまつ毛のダメージが進行中。

50代・Dさん

加齢によるまつ毛のハリのなさに悩みが尽きない。エイジングを食い止める方法を探している最中。

年代ごとに直面する、まつ毛のお悩み事情

久保先生みなさんは、ご自分のまつ毛にどのような悩みを感じていますか?

50代・Dさん昔からまつ毛ケアに興味があり、ホットビューラー、まつ毛パーマなど、目もとを美しく印象的に見せるために色々と挑戦してきました。ただ、若い頃はまつ毛にコシがあって密集していたので、仕上がりも満足のいくものでしたが、40代になるとまつ毛が抜けるようになってしまったのです。ビューラーを使った後、まつ毛を挟んだゴムのところにまつ毛がついているのを見て、悲しくなった経験もあります……。

久保先生それはショックでしたね。私のクリニックでも、目のまわりのかぶれ、かゆみなど目の周囲のトラブルだけでなく、まつ毛のことを相談される方も増えています。

40代・Cさん私もまつ毛の抜け毛に悩まされています。アイラインのアートメイクをした後にまつ毛が抜けてしまったんです。定期的にまつ毛エクステンションをつけているのですが、さらにまつ毛が少なくなった気もします。やはりまつ毛の抜け毛は、こうしたまつ毛メイクの影響でしょうか?

久保先生アートメイクは針で色素を肌に直接入れているので、毛根にも何らかの影響が生じることは考えられますね。「まつ毛が少なくなってしまうと、何かで補わなければ」とまつ毛エクステンションをするのも、お気持ちが良く分かります。ただ、もともと弱っているまつ毛の根元に物理的な負担を与えてしまうので、その分大きな影響も生じてしまうんですよね。

20代・Aさん私もまつ毛が切れたり、抜けたりすることには早くも悩んでいます。目をパッチリ見せたくて、ここ1~2年くらいビューラーだけでなくホットビューラーを使うようになって、さらにまつ毛が少なくなってきたと感じはじめました。

30代・Bさん私もメイク中に抜けたことがあって、ショックを受けていたところです。ビューラーでググッと根元からカールを作るのがいけないのかもしれません。美容液をつけることはあるのですが……。

久保先生ケアは美容液などで行っている方もいるようですが、まつ毛を傷めるメイクをしていたり、クレンジング、洗顔の仕方に間違いがあるために、まつ毛にダメージを与えてしまう場合もありますね。

40代・Cさんまつ毛エクステンションをいつもつけていると、自まつ毛の状態を確認できないですしね。色々な美容液も試しているのですが・・・。

久保先生みなさん、いくつもの方法を試しているようですね。

まつ毛の役割や生え変わりのパターンとは?

久保先生まつ毛には、目にゴミや埃などの異物が入らないように保護し、眼球へのキズや目の疾病を防ぐ役割がありますので、とても大切なものなんです。そのため、まつ毛は特に上の方がより発達していて、反り返って生えています。敏感に接触を感知して、反射的にまぶたを閉じさせるのも目を守るための機能ですね。また、その人ならではの目元をつくる役割もあります。そして、まつ毛には人種差があり、日本人のまつ毛は欧米人と比べてカールアップが小さいと言われています。

30代・Bさんまつ毛が抜けやすい時期と抜けにくい時期があるように感じますが、これはなぜなのでしょうか?

久保先生毛には毛周期というサイクルがあって、一定のパターンに従って成長し、生え変わります。髪は数年単位ですが、まつ毛の周期は半年~1年くらいですね。また、妊娠や出産がまつ毛の状態に影響を及ぼすこともあります。

「まつ毛貧毛症」ってどんな病気?

久保先生お話をうかがっていると、みなさんまつ毛の状態に様々なお悩みを持っていますが、「まつ毛貧毛症」という言葉はご存知でしたか?

全員今、初めて聞きました。

30代・Bさんまつ毛貧毛症ってどんな病気ですか?

久保先生まつ毛貧毛症は新しい概念なので、まだあまり知られていません。何をもって「貧毛」と診断するか、明確な基準はありません。患者さんがまつ毛が少ない、短い、細いなどの悩みを持っていたらまつ毛貧毛症の可能性がありますね。

40代・Cさん加齢が原因で、まつ毛貧毛症になることもあるのでしょうか?

久保先生そうですね。加齢だけではなく、抗がん剤などの薬剤や皮膚の病気などの影響も考えられますね。

医師が教える、まつ毛ケアとは?

20代・Aさん20代で受診する人もいるのですか?

久保先生もちろんです。最近では加齢の影響だけでなく、10代のうちからまつ毛メイクを行って酷使している方も多いですので、20代で受診される方もいらっしゃいます。早いうちに正しいまつ毛ケアをマスターすることで、まつ毛の負担を軽くすることができると思いますので、早めの相談をおすすめしますよ。

20代・Aさんまつ毛の悩みくらいでクリニックにいくなんて、いいのかな?……と思っていました。正しいまつ毛ケアのポイントを教えていただけるなんてありがたいですね。

久保先生普段使っているマスカラも大事なんですよ。無理なクレンジングでまつ毛を傷めてしまう方が多いので、落とすときにまつ毛に刺激を与えないような、お湯でするっと落ちるフィルムタイプのマスカラを私はおすすめしています。

40代・Cさん確かに、刺激は最小限に抑えたいです。クレンジングの仕方で気をつけるべきことはありますか?

久保先生お湯で落ちないタイプや、一回のクレンジングで落としきれなかったマスカラは、決してまつ毛を擦らないように、コットンをまつ毛の下に置いて、トントントンと軽くたたいて落としましょう。

30代・Bさんなるほど! それと、どうしても目をパッチリ見せたくてビューラーでググッとまつ毛を上げてしまいますが、ビューラーの使い方にコツはありますか?

久保先生ビューラーは、まつ毛の根元から上げないようにするだけでも、だいぶまつ毛の傷みを減らすことができますよ。

全員さっそく実践してみます。

まつ毛貧毛症は、クリニックで治療ができます!

50代・Dさん今日久保先生のお話をうかがって、こんなに親身になってくださる先生なら、すぐにでも受診したいなと感じました。でも、自宅の近くにまつ毛のことを相談できるクリニックがあるのか、全く分からなくて……。

久保先生おっしゃる通りだと思います。そんなとき『まつ毛クリニック.com』では、クリニックの検索も簡単にできますし、まつ毛についての正しい情報を知ることができるんですよ。

40代・Cさんわぁ! 今までまつ毛の悩みを相談するところ=まつ毛パーマやエクステンションのサロンと思っていたので、クリニックでまつ毛の相談ができるのが、新たな発見です。

50代・Dさん本当ですね。こんなサイトがもっと前からあったらよかったのにな~と感じます(笑)。サイトを見て、クリニックの情報が得られるのは心強いですね。

20代・Aさん「あれ、なんかまつ毛が最近よく抜けるな」と感じるくらいの感覚だけで行ってしまって良いのでしょうか?

久保先生もちろん大丈夫ですよ。

30代・Bさんまつ毛も、体の他の部分の不調と同じと考えればよいのですね。それと、素朴な疑問ですが、何科を受診すればよいのですか?

久保先生まつ毛のお悩みは、皮膚科や眼科、形成外科などのクリニックで相談ができます。私は、まつ毛エクステンションをしてまつ毛が傷んでしまった経験がありますので、その経験から学んだことをお話しています。

40代・Cさんそうなのですね! なんだか心強いです。

久保先生クリニックでは、まつ毛貧毛症と診断された場合、個々の患者さんに合った治療法をご提案できるので、まずはご相談にいらしてくださいね。

全員はい! まつ毛の悩みはクリニックに相談します!

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